☆  憲法改悪の動きを許さない、学習・宣伝を広めよう  ☆ 
        

2013年9月2日月曜日

全国交流会 成功へ アピール

〈アピール〉
  憲法が生きる政治へ新たな前進を
   全国革新懇交流集会(大阪)成功へのとりくみを呼びかけます

 昨年の総選挙に続き今夏の参院選で自民党やこれを補完する政党が議会の多数を占め、憲法改悪を視野に入れた反国民的な政治の強行が危惧されています。しかし、これらの国政選挙は意図的な小選挙区制の結果であり、国民の多数の意思を反映したものではありません。
 自公政権閣僚による「ナチスに学べ」発言や靖国神社参拝は、第二次世界大戦後の国際秩序を乱すものであるだけでなく、きわめて反国民的なその政治姿勢は決して容認できるものではありません。
 安倍自公内閣が進めているアベノミクス政策やTPP参加交渉は、大企業とアメリカ言いなりで、日本の主権を危うくし国民生活を破壊にみちびくものです。消費税の引き上げ、社会保障制度の破壊、労働諸条件の無限定な切り下げ、原発の再稼働などは絶対に許すことの出来ません。
 加えて集団自衛権容認への動きや欠陥機オスプレイの全土自由飛行、沖縄基地の拡張などは日本をふたたび戦争をする国へと変質させるものであり,平和憲法の規定からも認められません。
 こうした政治の暴走に対して、多くの国民は各種の世論調査でノーの判定を下しており、国民が求めている平和と豊かな生活とは全く相容れないものです。
 参院選では、東京都議選に続いて日本共産党が大きく議席を伸ばしました。これはいまや自公政権の暴走に対して正面から対決する党が日本共産党しかないことの反映であります。民主党の公約違反は国民の政治不信を促進し無党派層を増大させていますが、国民の意思の根底にある憲法にもとづく国づくり、平和で豊かな生活の実現は、日本共産党と無党派層の共同を必要としており、その活動の担い手である革新懇運動の飛躍こそが重要になっていることを示しています。
 平和・民主・革新の日本をめざす革新懇運動は国民の多様な願いの実現のために課題別の要求実現運動を支持しともにたたかうとともに、三つの共同目標にもとづく新しい政治の実現を目指す共同を呼びかけています。
 十一月に開催される全国革新懇交流集会は、この時期に、革新懇運動を大きく飛躍させる重要な機会となるものです。自民党政治を反動的に補完している日本維新の会の拠点である大阪での開催は兵庫にとっても重要な意味を持つものです、
 この成功のため、兵庫県下の地域・職場革新懇はもとより革新懇参加団体、空白地域、青年はじめ各階層からこぞって参加することをここに呼びかけます。

            二〇一三年八月二〇日   兵庫革新懇代表世話人会